円安進行…1ドル=160円台目前 “相場への影響”専門家が分析 為替介入の可能性は?

経済

 24日の円相場は一時1ドル=160円台目前まで円安が進み、およそ2カ月ぶりの水準となりました。

 この円安などを受けて、日経平均株価は値上がりしました。99円安で寄り付くと、円安が進むにつれて上昇。午後には上げ幅を一時300円以上に広げ、前の日から208円高い3万8804円で取引を終えました。

マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木隆氏
「円安というのが一つの材料になったんだと思います。円安のメリットを受ける自動車(関連)株などは一番値上がった。これまでは為替の動きが急だったんですけども、ここ数日間、“じりじり”と円安が進んできたということが(要因に)あると思う」

 今後、円安が進行し、為替介入が行われた場合、株式相場への影響はどうなるのでしょうか?

広木氏
「みんながまさかと思っているこのタイミングで(為替)介入が入ってきたとすれば、それはまた“マーケットが不意を突かれた”ということで、24日に上がった分の“巻き戻し”は出てくるんだろうと思います」

(「グッド!モーニング」2024年6月25日放送分より)