きっかけは“お漏らし“か 園児への暴行容疑で保育士の女(26)逮捕

社会

 園児に暴行したとして逮捕された保育士の佐久間清来容疑者(26)。カメラに気が付いたのか、一瞬こちらを見たようにも思えます。そして、周囲に目をやることなく、前を向いて建物の中に入っていきました。

 事件は先月、佐久間容疑者が勤務していた東京・世田谷区の認可保育園で起きました。

 警視庁などによりますと、事の顛末(てんまつ)はこうです。

 男の子のお漏らしに気付いた佐久間容疑者。座っていた男の子の手を乱暴に引っ張って立ち上がらせたといいます。

 そして、その男の子の後ろ髪を男の子がのけ反るほど強く引っ張ったというのです。

 さらに、その場を離れようとした男の子を押し付けるように座らせもしたといいます。

 警視庁によりますと、男の子の手や腕に赤い痕が残っていたことから保護者が警視庁に相談し、被害届を出したといいます。

 佐久間容疑者は容疑を認めているといいます。

佐久間清来容疑者
「髪を引っ張ったり、引き倒したりしたのは私がしたことです。イライラしていた」

 警視庁は同じ男の子に対して暴行の余罪がないか捜査を進めています。