デーモン閣下 早期のがん手術を報告「既に在宅の仕事は着々とこなしている」

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 ハードロックバンド「聖飢魔II」のヴォーカル、デーモン閣下が26日、早期のがんが見つかり、入院・手術を受け、5月下旬に退院していたことを公表しました。

 公式サイトによると「今年2月に、日頃よりお世話になっているかかりつけ医に勧められて、内視鏡による検査を致しました。その際、本来の検査目的ではない部位において早期の癌を見つけることができました」と、発見した経緯を説明。

 3月16日に開催されたイベントを最後に仕事のほとんどをキャンセルしたそうで「4月から5月にかけて検査入院と手術を致しました。手術後も問題なく回復を致しまして、5月下旬に退院を致しました。現在は、体力を回復させるため、トレーニングをするまでに至っております」と現在の体調を報告しました。

 デーモン閣下は「がん発見はかなりの早期段階であり、ステージも1の軽いほうであった。特に自覚症状も無くからだがピンピンしている時に見つけられたから治療もスムーズで術後の体調にも大きな問題はなかった」「吾輩は現状、既に在宅の仕事は着々とこなしている。体作りも開始している。これを読んで心配に思ってくれている諸君、ご苦労!だが案ずるな。心配している時間があったら『がん検診に行くべし!』」と、呼びかけています。

 デーモン閣下は、厚生労働省「上手な医療のかかり方大使」を5年、広島県「がん検診啓発特使」を12年間務めており、その活動のなかで「かかりつけ医を持つことの必要性」や「がん検診を定期的に受けて早期に発見すれば治る可能性が高い」ということを訴えてきました。