キャサリン妃 がんの化学療法を終えたと明かす 「完治への道のり長い」とも

国際

 がんの罹患(りかん)を公表しているイギリスのキャサリン皇太子妃が異例のビデオメッセージを公開し、化学療法を終えたことを明らかにしました。

キャサリン皇太子妃
「化学療法を終えたことにとても安堵(あんど)しています。この9カ月間は私たち家族にとって信じられないほど厳しいものでした」

 キャサリン皇太子妃は9日、ウィリアム皇太子と3人の子どもたちと一緒に映ったビデオメッセージを公開しました。

 映像はイングランド東部のノーフォークで先月、撮影されました。

 3月にがんの罹患を公表したキャサリン妃はビデオメッセージのなかで、2月に開始した化学療法を終えたことを明らかにしたうえで今後、数カ月、公務の数を増やしていきたいとの意向を示しています。

 その一方で、「完治への道のりは長い」とも話していて、がんの治療は継続するということです。