東京電力は福島第一原発2号機で行われている試験的デブリ取り出し作業で、装置先端のカメラから映像がうまく送られず作業が止まっていると明らかにしました。
東京電力によりますと、17日午前6時ごろから福島第一原発2号機の原子炉格納容器内でデブリを取り出す装置の動作確認などをしていました。
その最中に、何らかの原因で装置先端についているカメラから遠隔操作室のモニターに映像がうまく送られない状態となったということです。
原因については現在も調査中で、作業はいったん中断し、復旧の見通しは立っていないということです。
デブリ取り出し作業は、装置のパイプをつなぐ順番を誤りいったん中断し、今月10日に再開していました。