上皇后さま 手術翌日から早速リハビリ 痛み和らぐも退院時期は「わからない」

社会

 右大腿骨(だいたいこつ)を骨折し、8日、手術をした上皇后美智子さまがリハビリを始められたことが分かりました。

 宮内庁の西村長官は10日午後の定例会見で、東大病院に入院している上皇后さまが車椅子に移り、筋力が落ちないよう、けがをしていない左足を動かすリハビリを手術の翌日から始められたと明らかにしました。

 また、西村長官は「痛みも大分和らいだと聞いている」としながらも、退院の時期については「まだ分からない」と話しました。

 さらに「上皇后さまは、お年を召されて歩行が困難な状況も見受けられたので、改めて病院でのリハビリ後の生活もしっかりお支えしなければいけないと思っている」と述べました。

 上皇后さまは6日、仙洞御所で転倒して骨折し、7日から入院されています。