今、新しい形のとってもお得なお店が急拡大しています。その名も「オフプライスストア」。新品がなんと最大9割引き。どうしてそんなに安いのでしょうか。
■新品が最大9割引き!安さの秘密は
客
「安いですよね、初めて来たの」
「安いですね」
来店客が口々に上げる驚きの声。なぜなら物価高のなか、家計の大きな味方になっている、その名もオフプライスストアです。
アパレルショップでは最大9割引きという破格の値段で商品が手に入ります。しかも、すべて新品です。
例えば定価では1万1290円するジーンズが4510円。ダウンジャケットは20万円近くするところ、半額近い10万8900円です。
70代の人
「(Q.お値段は?)値段見ていない、安い」
「(Q.いくらですか?)3000円」
店員
「これのさらに40%オフです」
70代の人
「買って帰ろう」
すっかり魅了され、購入を決意。これからの時期に欠かせないコート。定価は1万1800円のところが、なんと1980円。それと、セーターを合わせてお買い上げです。
70代の人
「品物もいいし、新品だし、お値段もすごく安い。普通はセールなんかは季節外れ(のもの)が多いけど、今の時期にあるっていうのはね、ダウンにしても。ダウン買っちゃった、この前。ここを知ってれば、ここで買ったのに」
なぜ、そんなにお得なのでしょうか。その訳はオフプライスストアの特徴にありました。
ローカスト バイヤー・PR 氏田かのこさん
「(オフプライスストアは)メーカーの余剰在庫を安く仕入れている。皆さまに安く提供できる」
しかも、安いだけではありません。
ローカスト バイヤー・PR 氏田かのこさん
「アウトレットは自社ブランドの余剰品しか置いていないが、私たちは150から200ブランドの余剰在庫を扱っているので、1つの店のブランドのバリエーションが全然違う」
2021年にオープンしたアパレルショップ。3年がたった今では12店舗まで拡大しています。
■時価高の救世主!“激安”新業態
新品で安い、そして品ぞろえ豊富なオフプライスストアは業種を超えて広がっています。
家具オフプライス ビッグウッド 篠崎淳志副店長
「定価は20万200円だが、60%引きで7万9990円」
「(Q.半額以下?)半額以下で」
千葉市にある家具店。
定価が25万円以上する食器棚が60%引きで税込み9万9990円。2万9700円のテーブルに至っては6990円。なんと、7割引きの安さです。
その時々のモデルチェンジで余った在庫などをまとめ買いすることで廃棄することなく、安く提供できるといいます。
来店客
「値段とモノのおしゃれさやクオリティーがちょうどいい。コスパが高い」
家具オフプライス ビッグウッド 篠崎淳志副店長
「一人暮らしする人が増えいるので、そういう人が予算が少ないなかで、こういう商品に出会えればいいと思う」