「詐欺師から現金奪い取る仕事」四街道市の強盗事件

社会

 千葉県四街道市で起きた強盗事件で、逮捕された男が「応募後に『詐欺師から現金を奪い取る仕事』と言われた」などと供述していることが分かりました。

 金子優汰容疑者(28)は四街道市の住宅に侵入し、住人の男性(57)に暴行を加えたうえで現金1万3000円を奪った疑いが持たれています。

 これまでに金子容疑者がXで「高収入」と検索し、「報酬10万」「荷物の確認」という仕事に応募したことが分かっています。

 その後の捜査関係者への取材で、金子容疑者が「応募後に『詐欺師から現金を奪い取る仕事』と言われた」、「やばい仕事とは思っていたがやってしまった」と供述していることが新たに分かりました。

 また、「相手は詐欺師だから警察は呼べない」とも言われたということです。

 警察は携帯電話の解析を進めるなどして指示役の特定を急ぐとともに、一連の強盗事件との関連を調べています。