【米大統領選】トランプ氏 政権批判繰り返す 混乱懸念で全米が緊張

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 アメリカ大統領選挙は、いよいよ日本時間の5日夜から投票が始まります。共和党のトランプ氏も演説し、勝利に向け、支持者に投票を呼び掛けました。

 (梶川幸司記者報告)
 最終日3つの激戦州をはしごしたトランプ氏は、あすはアメリカにとって「解放の日」になると訴えました。

共和党 トランプ前大統領
「皆、4年間待っていたんだ。あと1日だ!カマラ、お前はクビだ!ここから出て行け!クビだ!」

 トランプ氏は最終日のきょうもハリス氏に対する個人攻撃に加えて、バイデン政権でのインフレや不法移民の批判を繰り返し、自分が大統領に返り咲けば「国を救うことができる」とアピールしました。

 また、「我々がやるべきことは投票に行くことだけ」「人々を投票に行かせることができたら、負けるわけがない」と訴え、支持者に最後の発破をかけました。

 その一方、最近では根拠を示すことなく「不正投票が行われている」と口にすることも増えていて、敗れた場合に備えて、選挙は公正ではなかったと訴える布石とみられています。

 トランプ氏とハリス氏による歴史的な大接戦が予想されますが、どちらが勝っても大きな混乱が懸念されるだけに投票日をあすに控え、全米で緊張が高まっています。

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