東証終値 「クロージング・オークション」5分間で81円下落

経済

 東京株式市場は5日から取引終了時間が30分延長され、午後3時半まで取引が行われました。

 一時は500円以上も上昇。終値は先週末より421円高い3万8474円でした。

 取引時間の延長に加え、終値を決める「クロージング・オークション」も5日から導入されました。

 取引終了前の5分間は、注文を受け付けるだけで売買は成立せず、取引終了時間になると、売り注文と買い注文を突き合わせて終値が決まります。

 午後3時25分までは502円高の3万8556円で終えていて、「クロージング・オークション」の5分間で81円下落しました。

三井住友DSアセットマネジメント
市川雅浩氏
「5分設定することで売りたい買いたいという注文が集まれば、それだけ流動性や取引の意欲が高まるので。売りたい買いたい同士の注文をぶつけることで、適切な終値が算出される」

(「グッド!モーニング」2024年11月6日放送分より)