アメリカ大統領選挙を巡って相次いでいる爆破予告について、FBI(連邦捜査局)は「多くがロシアのドメインから発信されているようだ」という見解を示しました。
ニューヨーク・タイムズによりますと、ジョージア州やペンシルベニア州など7つの州で5日、アメリカ大統領選を巡って爆破予告などが相次ぎました。
当局によりますと、実際に爆発物は見つかっておらず、信憑(しんぴょう)性はないということです。
FBIはこうした脅迫のほとんどが「ロシアの電子メール・ドメインから発信されているようだ」としています。
激戦州のジョージア州は投票所などで少なくとも32件の爆破予告がありました。
投票時間が終わる直前に投票を一時中断するケースもありました。
結局、爆弾は発見されず、投票所は再開され、投票時間が延長されたということです。