オランダでサッカーの試合後にイスラエルのサポーターらを標的にした暴行があり、イスラエルは現地に外相や支援の航空機を派遣しました。
アムステルダムで7日夜、オランダとイスラエルのプロサッカーチームの試合後にイスラエル人サポーターらを狙った暴行や襲撃が複数の場所でありました。
警察は5人が病院に搬送され、62人を逮捕したと発表しています。
イスラエル政府はサール外相らを現地に派遣しました。
また、イスラエルの国営航空会社は最大4機の飛行機を派遣すると明らかにし、すでに2機が選手やサポーターを乗せて帰国しています。
一方、アムステルダムの警察署長は、イスラエル人のサポーターらがパレスチナの旗を燃やしていたと指摘し、詳しく調べるとしています。
イスラエルのベングビール国家治安相は「サッカーの試合を観に行ったサポーターが反ユダヤ主義に遭遇し、ユダヤ人、イスラエル人であるという理由だけで想像を絶する残酷な攻撃を受けた」とSNSに投稿しました。
また、オランダのスホーフ首相は、SNSで「イスラエル人に対する反ユダヤ主義的な攻撃に恐怖を感じる。これは全く受け入れられない」と表明しました。