富士山登山道に矢印の落書き 岩などに塗料で 150カ所以上で見つかる

社会

 9月に取材した富士山富士宮ルートの映像をよく見てみると、白い塗料で矢印がかかれている岩が複数確認できます。

 2017年には、別の登山ルートでも同様に白い矢印がかかれ、国や県が除去作業に追われました。

 現地の登山ガイドによりますと、今月7日までに、こうした矢印が富士宮ルートの6合目から8合目にかけ、合わせて150カ所以上で見つかったということです。

 富士山は国立公園に指定されていて、自然公園法などに抵触する恐れがあるといいます。そして、落書きされたのは登山道の岩だけではありません。

現地の登山ガイド
「山小屋の手前の石垣に矢印がしっかりペイントされていた。これはえらいこっちゃなと」

 ガイドは週明けにも、静岡県と協議するということです。

(「グッド!モーニング」2024年11月10日放送分より)