関東で火災相次ぎ千葉で2人、川崎で1人が死亡

社会

 未明から10日朝にかけて千葉県と神奈川県で火事が相次ぎ合わせて3人が亡くなっています。

 千葉市花見川区で10日午前1時40分ごろ、「住宅が燃えていて、避難している」とこの住宅の近くに住む女性から119番通報がありました。

 消防車など15台が出動し、火はおよそ5時間半後に消し止められましたが火元の木造2階建ての住宅が全焼しました。

 焼け跡からは年齢や性別が分からない2人の遺体が発見されました。

 この家に住む70代の夫婦と連絡が取れていないということです。

 また、川崎市幸区では午前4時半ごろ、近所の住人から「白煙が出ている」と通報がありました。

 火はおよそ3時間後に消し止められましたが、この家に住む岸川節子さん(85)の死亡が確認され、夫の幸行さん(84)も両足と手の甲にやけどを負いました。

 警察と消防が詳しい原因を調べています。