10日夜、名古屋市の橋の上で反対車線にはみ出した乗用車がクレーン車と衝突し、5歳の男の子が死亡しました。
警察によりますと、午後6時50分ごろ、名古屋市港区の一州大橋で乗用車が中央分離帯を乗り越え反対車線に進入し、向かってきたクレーン車と衝突しました。
この事故で乗用車の後部座席にいたベトナム国籍の5歳の男の子、グエン・ヴァン・ティエン・ニャンちゃんが全身を強く打ち死亡しました。
また、乗用車を運転していた60代くらいの男性がけがの治療を受けています。
乗用車にはチャイルドシートが付けられていなかったということです。
警察はこの男性の運転に問題がなかったか、男の子への過失運転致死容疑での立件を視野に入れて捜査を進めています。