中国「独身の日」セール 日本企業も懸命売り込み 中国地域担当トップ自らPR

国際

 中国で11月11日は「独身の日」と呼ばれ、ネット通販各社が大掛かりなセールを繰り広げます。日本企業も波に乗ろうと知恵を絞っています。

 独身の日は元々、中国の通販大手のアリババが15年前に始めたもので、1が4つ並ぶ11月11日に各社が一斉にセールを実施します。

パナソニックホールディングス 本間哲朗副社長
「皆さんこんにちは!どんどん寒くなってきましたね」

 パナソニックは独身の日に向け、中国・北東アジア地域のトップ自らが商品をPRする動画を制作しています。

 開発に携わった現役社員たちも出演し、軽妙なやり取りを通じて売り出し中の髭剃り機やドライヤーなどの使いやすさを伝えました。

 また、中国国内で400店舗以上を展開する「無印良品」もセール商品をずらりと並べるなど、多くの日本企業が存在感を出そうと工夫しています。

 景気低迷が続く中国では政府が家電などの買い替え補助金を設け、消費の勢いを取り戻そうと懸命です。