電柱の上から下りられなくなったネコ。保護する理由は意外なものでした。
青空の下、使われなくなった電柱の上でスヤスヤと眠るモフモフのネコですが、実は体長1メートルを超えるオオヤマネコです。
ロシア当局
「野良犬に追われ電柱に登ったが、下りられなくなった」
ロシア当局は高所作業車を使って保護。突然、起こされて戸惑っているかのようです。入れられたのは頑丈な木箱。日本でも縄文時代までいたといわれているオオヤマネコ。保護しなければならない意外な理由がありました。
オオヤマネコを飼育 宇都宮動物園 荒井賢治園長
「猛獣ですよ。肉食なんで力がある。トナカイなんか食べますから。人に対して殺傷能力を持っているので、寝ている間に(保護を)やるというのは妥当だと思う」