北朝鮮軍投入のロシア西部クルスク州で住民がプーチン大統領に「戦争やめろ」訴え

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 北朝鮮軍の投入が報じられているロシア西部・クルスク州の住民らはプーチン大統領に「戦争をやめるよう」訴えました。

クルスク州の住民
「もう3カ月です。まるで地獄にいるようです。誰に助けを求めればいいのですか?どこに救いを求めれば良いのでしょうか?このいまいましい戦争をやめるよう求めます」

 クルスク州の住民らは11月以降、SNSへの投稿や集会を通じてプーチン政権と地元政府への批判を強め、戦争をやめるように訴えています。

 プーチン大統領は8月、領土の速やかな奪還や避難住民への補償を約束しましたが、住民らによりますと、十分な補償はなく自宅への帰還の見通しも立っていないということです。

 一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は今月11日、クルスク州で5万人規模のロシア軍と交戦しているとしています。