融資金22億円詐取の罪で起訴 「返済の意思を持っていた」太陽光発電社長が無罪主張

社会

 金融機関からおよそ22億円の融資をだまし取った罪などに問われている太陽光発電関連会社の社長が初公判で無罪を主張しました。

 太陽光発電関連会社「テクノシステム」の社長・生田尚之被告(50)は、金融機関からおよそ22億円をだまし取った詐欺の罪などで3年前に起訴されました。

 東京地裁で13日開かれた初公判で、生田被告は「返済の意思を持っていました。私は無罪を主張します」と話しました。

 検察側は冒頭陳述で「事業開発の見込みがないのに融資を受けた」などと指摘しました。

 また、生田被告は、黙秘権を行使したにもかかわらず、違法な取り調べを受けたとして、国に賠償を求めて民事裁判を起こしています。