■写真家一押し“イルミネーション”
13日、東京・表参道で点灯されたイルミネーション。8メートル超えのクリスマスツリーがまばゆい光に包まれます。
今年も街をイルミネーションが彩る季節となりました。
東京・六本木のけやき坂。白銀の世界をイメージした青と白の光が約400メートル続きます。
大阪から来た人
「すごくきれい、テレビで見てて一回来たかった。こんなきれいだと思わなかった」
「白と青のコントラストがいい」
シンガポールから来た人
「雪みたい、冬の雪みたい。とても興奮している」
そして、一番の見所はイルミネーションの先に見える東京タワーです。
夜景写真家 中村勇太さん
「東京タワーがキャンドルのように見えて、冬の東京を温かく照らすキャンドルのよう」
■今行きたい絶景3選
これまでイルミネーションなどの夜景を2000カ所以上、撮影してきた“夜景撮影のプロ”に“今見るべきスポット”を教えてもらいました。
夜景写真家 中村勇太さん
「千葉県富津市にあるマザー牧場のイルミネーション。今年は絵本がテーマで、かわいらしい電飾が目立つ。空気が澄んだ夕方、西の方を見るときらびやかなイルミネーションの奥に富士山のシルエットが浮かび上がる。千葉から富士山が見えるという意外性。そこにイルミネーションも絡んでくる、本当に特別な光景」
さらに、ここでしか見られない“超貴重なイルミネーション”も。
夜景写真家 中村勇太さん
「東京郊外の遊園地よみうりランドのイルミネーション。特徴は宝石をイメージした明かり。遊園地ということで、特徴的なのは乗り物に乗りながらイルミネーションを楽しめる。特にオススメしたいのは観覧車から見るイルミネーション。眼下に広がる宝石のようなイルミネーション。オススメしたい理由の一つとして、今年、よみうりランドが60周年。新しい観覧車もあり、観覧車が2つ並んでる光景、新旧観覧車が並んでいる。今、全国でここだけ。観覧車に乗ればプライベート空間でイルミネーションをゆっくりと楽しむことができる」
しかし、今年はイルミネーションの見え方に“異変”が起きています。
夜景写真家 中村勇太さん
「落葉が進んでいない所がかなりある。葉が付いているので、時間が経つにつれ落葉が進む」
20代の人
「葉っぱが多い…」
50代の人
「紅葉もまだだなと思って見ていたが、(葉が)邪魔になりそう」
落葉したイルミネーションと見比べると、たしかに今年は緑の葉が目立つのが分かります。
夜景写真家 中村勇太さん
「一度行った場所でも、葉が落ちた後も行ってもらいたい。本来の演出の明かりをすっきりと楽しめるので、すでに行った場所でも葉が落ちた後にも行って違いを楽しんでもらいたい」