15日朝、101歳で亡くなられた三笠宮妃百合子さま。午後には天皇皇后両陛下や愛子さまも弔問されました。
天皇皇后両陛下、そして皇族方が次々と弔問されました。
皇室最高齢の101歳、三笠宮妃百合子さまが15日、亡くなられました。
百合子さまは昭和天皇の弟・三笠宮崇仁さまの妻で、上皇さまの叔母・天皇陛下の大叔母にあたります。長男の寛仁さまをはじめ、3男2女をもうけられました。
寛仁さまの妻、信子さまの兄は自民党の麻生太郎氏。麻生氏も午後、弔問に訪れています。
旧・華族の高木正得子爵の次女で、太平洋戦争開戦直前の1941年、三笠宮さまと結婚されました。
三笠宮さま(結婚70年のご感想から)
「三笠宮家は新しく創設されたために経済的な基盤がなかったばかりでなく、空襲で邸が全焼したため、経済的な労苦は他の宮家と比べてはるかに大きかった。それを支えてくれたのも妻であった」
百合子さまは母子愛育会の総裁を60年以上務められたほか、日本赤十字社の副総裁も務められ、美智子さまとともにミシンをかけ、産着を作る作業されたことも…。
5人のお子様に恵まれた一方で、ヒゲの殿下として知られる長男の寛仁さま、次男の桂宮さま、三男・高円宮さまに先立たれています。
百合子さまは軽い脳梗塞などで3月から入院されていましたが、先週、容体が悪化。
宮内庁
「今週はお声掛けに目を開けてうなずかれる時間が減少しておりました」
死因は老衰で、一般病室で穏やかに息を引き取られたということです。
宮内庁は16日から一般からの記帳を受け付けるということです。