IAEAトップがイランの核施設2カ所を視察 7月のイランの政変後で初

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 IAEA=国際原子力機関のトップが、イラン国内の核施設2カ所を視察しました。

 イランメディアによりますと、IAEAのグロッシ事務局長は15日、中部ナタンズの核施設とフォルドゥのウラン濃縮施設を視察したということです。

 視察の詳細は明らかになっていませんが、イランの原子力当局の関係者ら2人が同行したと報じています。

 IAEAはこれまで、ナタンズとフォルドゥの施設に核開発を監視できる装置を設置するなど警戒を強めてきました。

 イランでペゼシュキアン氏が大統領に就任して以降、IAEAのグロッシ事務局長がイランの核施設を直接視察するのは、初めてです。

 一方、アメリカのニュースサイトアクシオスは15日、アメリカとイスラエルの当局者の話として、イスラエルが先月イランを攻撃した際にテヘラン近郊パルチンの核関連施設を破壊したと報じました。

 アメリカなどの情報機関が今年以降、パルチンでの核活動を確認していたということです。