“地面師”の男逮捕 取引仲介役か 逃亡先のフィリピンから帰国 

社会

 他人の土地の所有者になりすまして1億2000万円以上をだまし取ったとして、地面師詐欺グループの71歳の男が逮捕されました。

 倉石三夫容疑者は2013年、仲間と共謀して当時50代の男性が所有する横浜市にある800平方メートルの土地の所有者になりすまし、不動産業者に勝手に売却しておよそ1億2000万円以上をだまし取った疑いが持たれています。

 警視庁によりますと、倉石容疑者は地面師グループの中心人物の1人で、売りたい土地情報をブローカーなどに流す取引の仲介役をしていました。

 2019年6月にフィリピンへ逃亡しましたが、15日に帰国したところを逮捕されました。