16日は北日本を中心に穏やかで過ごしやすい一日となりました。各地で食欲の秋を満喫するイベントが開かれ、多くの人でにぎわいました。
■北日本を中心に穏やかな天気
東北の空を、色とりどりの熱気球が彩ります。宮城県で行われた「バルーンフェスティバル」。初冬の空の下、全国から集まった熱気球が飛行距離を競います。
来場者
「とても大きく、力強さを感じた」
高気圧に覆われ、青空が広がった東北。関東から西日本も、過ごしやすい一日となりました。
秋の味覚も、まだまだ食べごろです。
気温20℃近くと、行楽日和に恵まれた神奈川・茅ケ崎。子どもたちが、大きな大きなサツマイモ掘り体験です。
冬の味覚も、そろそろ出番です。鍋にたっぷり入っているのは、冬の日本海の王様「カニ」。松葉ガニの漁獲量が国内トップクラスの兵庫・新温泉町。カニ汁や焼きガニと、冬の味覚を一足早くいただきました。
来場者
「おいしいよ。最高」
「身が引き締まって、生は甘みあるし、焼きは甘みが濃い」
こちらは熱々の“芋煮”。茨城県常陸大宮市では、関東一を誇る巨大鍋で、およそ1万食の芋煮を作りました。本来なら暖を取る芋煮。季節外れの暑さは続き、4日ぶりの20℃越えです。
寒さをしのぐ「おしくらまんじゅう」ですが、皆さん本気です。その名も「全日本美味暮まんじゅう選手権」。チームで押し合い、寒さを吹き飛ばします。
もうすぐ師走。富山では、来年の干支(えと)・蛇の置物の制作がピークを迎えています。来週は、今季一番の寒気が来る予想で、本格的な冬の訪れとともに冬物の出番がきそうです。