3.5mの巨大鍋で「芋煮会」 “秋の風物詩”に長蛇の列 茨城・常陸大宮市

社会

 茨城県常陸大宮市で、巨大鍋で作った芋煮会が開催され、秋の味覚を楽しもうと多くの人が訪れました。

 直径が3.5メートルある関東一の巨大鍋からもくもくと湯気が立ち上り、訪れた人たちの食欲を誘います。

 1トンの里芋や奥久慈産のしゃも肉など、地産地消にこだわった7つの食材が次々と鍋に入れられると、長さおよそ4メートルの「しゃもじ」でかき混ぜられます。

 常陸大宮市で16日に開催された「やまがた宿芋煮会」は、今年で27回目となり、この地域の秋の風物詩となっています。

訪れた人
「いろんな野菜の味が出てて、このおイモがすごく柔らかくておいしいです」

 今年は1万食が用意され、会場には芋煮を求める観光客が長蛇の列を作り、具だくさんの芋煮を食べながら、短い秋を楽しんでいました。