「詐欺では?」交番訪ねた市民に警察官「矛盾ない」 直接電話も見抜けず 80万円被害

社会

 12日、京都市山科区に住む男性(50代)のもとに、通信会社を名乗る男から「クラウドの使用料金が未納になっている」と嘘の電話がありました。

 男性は振り込もうとしましたが、金融機関の職員から詐欺の可能性を指摘され、そのまま交番を訪ねました。

 しかし、対応した巡査長(30代)は、振り込みを指示する人物と直接電話で話したうえで、「催促の内容に矛盾がない」と判断してしまったのです。

 結局、男性は合わせておよそ80万円をだまし取られました。

 京都府警山科警察署は「警察官が見破ることができず、被害を発生させてしまったことが残念。署員の指導を徹底します」とコメントしています。

(「グッド!モーニング」2024年11月17日放送分より)