本マグロの大トロに中トロ。丼ぶりにこれでもかと乗せられていますが、破格で食べられる祭りを取材しました。
■4万人熱狂!美味&お得“市場まつり”
市場でしか味わえない「おいしい」絶品グルメ。“市場だからこそ”普段よりも「安い」買い物。“市場ならでは”の「楽しい」特別な体験。
うれしい三拍子がそろっているのが、横浜市中央卸売市場で17日、開催された「市場まつり」です。一日でおよそ4万人が訪れ、会場は熱気むんむんの大盛況。
来場者
「結構にぎわっていて楽しい。ワクワク」
水産物の建物には開始前から人々が殺到。
午前8時「市場まつり」が始まると早速、長蛇の列が。秋の味覚「サンマの塩焼き」です。脂がのった宮城県産の新鮮なサンマは400円。
3歳
「おいしかったよ。魚、サンマ!」
北海道産のぷりぷりのホタテは500円。粒が大きく、甘みとうまみが凝縮された海の幸の王道です。
■「市場」一般開放で“非日常”楽しめる!
通常は一般に開放していない市場で、臨場感を味わいながらグルメを堪能したり買い物したり、非日常を体験できるのが魅力です。
祭りは年に1度ですが、毎週土曜日には朝の2時間限定で一般開放されます。
そのイベントの目玉が「本マグロの解体ショー」です。
さばいたばかりの新鮮な生マグロは、もちろん市場で味わえます。本マグロのトロに中落ち、赤身が入ったぜいたくな鉄火丼は2000円。
8歳の小学生がトロを豪快にぱくり。
小学生
「マグロがとろとろでおいしかった」
新鮮で安い海の幸を買って、自宅で楽しむこともできます。
母(30代)
「1万円くらいは買っている」
父(40代)
「解体ショーで買ったマグロ」
家族はブリに成長する前の魚「イナダ」を丸々1匹購入。自宅で初めて魚をさばき、イナダとマグロのお刺し身パーティー。普段はあまり魚を食べないという子どもたちも大満足です。
来場者(40代)
「スーパーで買うより安い、たっぷり買った」
野菜や果物、魚、合わせておよそ25種類を5000円でまとめ買いして、ちゃんこ鍋を堪能した家族も。
市場価格で買えるとあって、野菜や果物もあっという間に売れていきます。
水浅青果 佐野光幸会長
「リンゴがなくなるのが一番早かった」
今年、高騰しているというリンゴがお買い得です。岩手県産「サンふじ」は、大玉6個で破格の1000円。スーパーなどの店頭価格では1個300円ほどするため、半額近い安さで買うことができます。さらに、愛媛産ミカンは10個以上で600円です。
佐野光幸会長
「絶対お得!(青果は)第1、第3土曜日。すごい人気」
一般開放は毎週土曜日の朝と年末の3日間に行われます。