アメリカ利下げ鈍化観測 東証422円↓

経済

 18日の日経平均株価は、取引開始直後に500円近く値を下げてスタートしました。

 下げ幅を94円まで縮める場面もありましたが、終値は先週末より422円安い3万8220円でした。

 アメリカ市場で株価が大きく下落した流れを引き継いだ格好です。

ニッセイ基礎研究所 井出真吾氏
「『FRB(連邦準備理事会)の利下げのペースが遅くなるのでは』との見方が広がり、ハイテク株中心に売りが膨らんだ。景気指標が良かったのに株が下がるという、いわゆるグッドニュースイズバッドニュースという形になった」

 アメリカのハイテク株が下落するなか、決算だけでなく、新商品の出荷を控える半導体大手・エヌビディアへの関心が高まっています。

井出氏
「『ブラックウェル』という新しい製品が予定通り1月までに出荷できるのか。成長が続いているのか、続きそうなのかどうかが、投資家の最大の関心だと思います」

(「グッド!モーニング」2024年11月19日放送分より)