【囲碁】仲邑菫三段 韓国移籍後初めて主要なタイトル戦で決勝進出

社会

 囲碁の仲邑菫三段(15)が18日に打たれた韓国の女流棋聖戦の準決勝で勝利し、決勝に進出しました。今年3月に韓国に移籍してから、主要なタイトル戦の決勝に進むのは初めてです。

 仲邑菫三段は韓国の主要タイトル・女流棋聖戦の準決勝で金ミン舒(キム・ミンソ)四段(17)に勝ち、決勝進出を決めました。

 仲邑三段は史上最年少の13歳11カ月で女流タイトルを獲得し、今年3月、囲碁の強豪国・韓国に移籍しました。

 仲邑三段は日本人として初めて韓国の「女流棋聖戦」に参戦し、8月の予選で勝利し本選に勝ち進んでいました。

 仲邑三段は韓国に移籍してからここまで通算75勝41敗で、女流棋士のランキングで6位につけています。

 仲邑三段が韓国の主要なタイトル戦の決勝に進むのは初めてで、日本人としても初めてのことです。

 決勝は三番勝負で、先に2勝した方が優勝となります。

 韓国の女流棋聖戦は優勝賞金が5000万ウォン、日本円でおよそ550万円で韓国で優勝賞金が最も高いタイトル戦です。

 日本人初の快挙となるか、注目の決勝三番勝負は来月3日から始まります。