「元祖プレイボーイ」とも呼ばれた俳優の火野正平さんが亡くなりました。75歳でした。
所属事務所によりますと、火野さんは今月14日、自宅で亡くなりました。
今年9月には所属事務所が腰部の圧迫骨折を公表し、その後の出演予定をキャンセルしていました。
火野さんは1962年、ドラマ「少年探偵団」でデビューし、子役として活動をスタートしました。
1973年のNHK大河ドラマ「国盗り物語」の豊臣秀吉役が当たり役となり、その後、数多くの時代劇や2時間ドラマなどで活躍しました。
一方で、有名女優らと数々の浮名を流し当時のワイドショーをにぎわせ、元祖プレイボーイなどの異名を取りました。
2021年には映画「罪の声」で日本映画批評家大賞ゴールデングローリー賞を受賞。
去年、公開の映画「君たちはどう生きるか」では大伯父役を務めました。
葬儀は家族葬で、すでに執り行われたということです。