アメリカのトランプ次期大統領はハワード・ラトニック氏を商務長官に指名すると発表しました。
ラトニック氏は投資銀行のキャンター・フィッツジェラルドの最高経営責任者で、トランプ氏の政権移行チームの共同議長を務めています。
ルトニック氏はトランプ氏が選挙戦で掲げた関税の引き上げを支持していて、トランプ氏は声明で「ラトニック氏は関税と貿易に関する政策を主導し、USTR(アメリカ通商代表部)にも直接の責任を負う」と期待感を示しました。
アメリカメディアによりますと、ラトニック氏は財務長官に強い意欲を示し、実業家のイーロン・マスク氏もSNSでラトニック氏の財務長官での起用を求めましたが、こうしたポスト争いにトランプ氏がいらだちを示したということで、財務長官を巡っては人事が難航しています。