すすきの頭部切断 父親を保釈

社会

 去年7月、札幌・すすきののホテルで男性が殺害され頭部が持ち去られた事件で、田村瑠奈被告(30)と父親の修被告(60)、母親の浩子被告(61)の親子3人が逮捕・起訴されています。

 20日は、死体遺棄幇助(ほうじょ)などに問われている浩子被告の公判に、証人として修被告が出廷しました。

検察
「コンビニで氷を8袋買ったのですか?」

修被告
「それは、えーっと、何袋買ったか覚えていない」

検察
「(遺体が)氷で覆われている状態を見た?」

修被告
「そのあたりのことは、よく覚えていない」

 事件直後の出来事について「覚えていない」という答えを繰り返しました。

 娘の犯行に気付いたにもかかわらず、警察に通報できなかった理由について、修被告は涙ぐみながらこう答えました。

修被告
「長年、瑠奈を育ててきた親としては、それだけはできないという気持ちでした」

 修被告はすでに保釈されています。

(「グッド!モーニング」2024年11月21日放送分より)