アイスランドで火山が再び噴火し、噴火口の亀裂が約3キロにわたり拡大しています。この1年で7回目の噴火です。
アイスランド国営放送によりますと、噴火は南西部のレイキャネス半島の漁師町グリンダビークから約4キロの場所で20日から発生しています。
この地域での噴火は、去年12月以降の約1年間で7回目だということです。
噴火口の亀裂は縦3キロにわたっていますが、これ以上、拡大する懸念はないとみられています。
溶岩は今のところグリンダビークの外に作られた堤防に沿って流れていて、町の中心部には向かっていません。
ただ、郊外にある駐車場には迫っているという情報もあります。
また、人的被害は確認されていないものの、送電線が溶岩流により切断され、一時、グリンダビークで停電しました。