アメリカ国防総省はロシアがウクライナ東部に向けて発射したミサイルが新型の中距離弾道ミサイルだったと明らかにしました。
国防総省シン副報道官
「ロシアが実験的な中距離弾道ミサイルを発射したことを確認している」
国防総省のシン副報道官は21日の記者会見で、ロシアが中距離弾道ミサイルを発射する前にアメリカ政府に通告があったと明らかにしました。
また、発射されたミサイルは射程5800キロのICBM=大陸間弾道ミサイル「ルベジ」をベースにした「新型の戦力だ」と述べ、懸念を表明しました。
ロシアが核ドクトリンを改定し、核兵器の使用条件を緩和したことについては、シン副報道官は「それによって核戦力の態勢が変わった兆候はない」としています。