大波にさらわれ堤防から海に転落 釣りをしていた男性が溺れて死亡 茨城・鹿嶋市

社会

 茨城県鹿嶋市の堤防で釣りをしていた男性2人が波にさらわれました。1人は自力で陸に上がりましたが、もう1人は溺れて死亡しました。

 23日午前7時30分すぎ、鹿嶋市平井の堤防で「釣り人が海に落ちた」と隣で釣りをしていた人から通報がありました。

 警察などによりますと、男性2人が大波にさらわれ、海に転落しました。

 64歳の男性は自力で陸に上がりましたが、会社員の上法路人さん(44)は溺れ、その後、救助されましたが病院で死亡が確認されました。

 上法さんと男性は会社の同僚で、千葉県から2人で釣りをしに来ていました。

 警察は事故の状況を詳しく調べています。

 鹿嶋市では当時、波浪注意報と強風注意報が出ていました。