NATO=北大西洋条約機構のルッテ事務総長がアメリカのトランプ次期大統領と会談しました。ウクライナ侵攻への対応などについて協議したとみられます。
23日、NATOは、ルッテ事務総長が22日にアメリカ・フロリダ州を訪れ、トランプ次期大統領と会談したと明らかにしました。
「NATOが直面する世界的な安全保障問題について話し合った」としています。
また、次期政権で国家安全保障担当補佐官に指名されたマイケル・ウォルツ下院議員らとも会談したとしています。
トランプ氏は、前政権でNATO加盟国の防衛費負担が不十分だとして離脱をほのめかしたこともありました。
大統領選の間にはNATO加盟国がロシアから攻撃を受けても助けないなどと発言し、各国から批判の声が上がりました。