日本のお笑いを中国に届けようと、吉本興業が上海の劇場で公演しました。海外でのお笑いライブに、手ごたえを感じているようです。
この公演は、上海で開かれた国際コメディフェスティバルの一環です。
日本のお笑いに初めて触れるという中国の観客も多く、コントの中国語訳がスクリーンに映し出されるたびに、会場は笑いに包まれました。
公演を見た直後、吉本興業の社長は。
吉本興業ホールディングス 岡本昭彦社長
「(客席は)あたたかいお客さんでしたし、持っている力以上の力を出せるような環境だった」
吉本興業は来年の「大阪・関西万博」で独自のパビリオンを出展する予定で、社長は「海外からのお客さんがたくさん来られるので、この経験をしっかりと生かして準備したい」と意気込みを語りました。