■まるで「猿の惑星」警察署占拠
“サルの町”で騒動が続いています。
タイ・バンコクから北に約150キロ。街中に数千匹のサルが暮らす町・ロッブリー。
24日に行われたのは毎年恒例となったイベント。サルにご馳走を振る舞う「モンキー・ビュッフェ・フェスティバル」です。
元々は近くの森で多くのサルが暮らしていたロッブリー。タイでは孫悟空のモデルともなったサルの神様が信仰されていることから大切に扱われるとともに、30年以上前から観光客を呼び込む目的で「モンキー・ビュッフェ・フェスティバル」が開かれるようになったといいます。
ところが、餌(えさ)を求めて多くのサルが町に現れるようになり、やりたい放題。さらに…。
地元の研究者
「一部の地域で人間の活動が制限されたことから、そこにサルが入り込んで、自分たちの縄張りだとみなし始めました。まるで『猿の惑星』だ」
コロナ禍のロックダウン中にサルが増え続けた結果、人間の方が“檻(おり)の中”で暮らすような状況となったのです。
そこで、当局は暴れるサルたちを捕獲し、保護施設に収容する作戦を実施。
ようやく町に平穏が訪れたかに見えましたが、まさかの事態が発生します。
金網に開いた穴からサルが逃げ出し、施設の隣にある警察署を“占拠”してしまったのです。逃走したサルは全部で約200匹。
当局職員
「もうちょっと前!後ろ!やったね!」
騒動はまだ収まっていませんが、当局は人間とサルとの共存を目指して対策を続けていくということです。