石破総理大臣は人口減少対策や若者や女性に選ばれる地方をテーマに全国知事会長らと協議し、「婚姻率が低いところは人口が減少する」と指摘しました。
石破総理大臣
「婚姻率が低いところが、人口減少するということは間違いなく正の相関でございます。それでは一体どうしたらいいのか、ということに今回、答えを見いだしていかねばならない」
一方、「年収103万円の壁」の引き上げを巡り、全国知事会長を務める村井宮城県知事は地方の行政サービスに支障をきたさないように「恒久財源による補填など、地方税財政への影響を考慮いただきたい」と要請しました。
司会進行は今井絵理子内閣府政務官が務め、終了後、取材に応えました。
今井内閣政務官
「(103万円の壁への)要望というのは、全6団体の皆さんからいただきました。もちろん様々な地方の税財源に極めて甚大な影響があるため、地方の声をしっかり受け止めてほしいというご発言もございました」
村上総務大臣は「慎重に丁寧に議論を進めていく」と述べたということです。