日本版GPSを担う準天頂衛星システム「みちびき」の最新の機体が公開されました。
三菱電機などが公開したのは「みちびき」の6号機です。
電波によって位置情報などを測ることが可能で、日本版GPSとも呼ばれています。
現在、4機体制で運用されていて、アメリカのGPSなどと一緒に活用することで日本の位置情報の誤差を約10メートルから6センチメートル以下に抑えることができるということです。
2025年度までにこの6号機含めた3機の打ち上げが予定されていて、2026年度から7機体制の運用が始まる見込みです。
これにより、他の国のシステムに頼らず「みちびき」だけで位置情報を測ることができるようになります。
内閣府 宇宙開発戦略推進事務局 三上建治参事官
「これからの未来の我が国のデジタル社会、スマート社会を作っていく一つのインフラになろうというところでございます」
自動運転やドローン、物流など幅広い分野での活用も期待されています。