富山県内の高齢女性からキャッシュカードを盗み、現金約135万円をだまし取ったなどの疑いで男女3人が逮捕されました。「闇バイトに応募した」と話しているということです。
住所不定、自称・建設作業員の荒英人容疑者(28)と愛媛県の自称・アルバイト店員の中川裕之容疑者(36)、千葉県の会社員・沖崎恵理香容疑者(35)の3人は9月、仲間と共謀して富山市内の70代の女性に警察官などを装って電話を掛け、キャッシュカード3枚を盗んで、現金合わせて135万円ほどをだまし取ったなどの疑いが持たれています。
警察によりますと、3人はそれぞれ現金をATMから引き出す「出し子役」、「運転手役」、「現金の回収役」だったということです。
取り調べに対し、3人は「SNSの闇バイトに応募した」と話していて、警察は匿名・流動型グループが関与しているとみて指示役の行方など捜査しています。