中国で開催された世界女子囲碁選手権で日本勢初の優勝を果たした上野愛咲美五段(23)が会見し、喜びを語りました。
上野愛咲美五段
「出発前はまさか優勝できるとは本当に思っていなかったので、今この場にいることがすごい不思議な気持ち。でも優勝できたみたいで、とってもうれしく思います」
第7回呉清源杯世界女子囲碁選手権は中国・福建省の福州市で開催されました。
上野愛咲美五段は決勝で中国の唐嘉ブン六段に勝利し、初優勝を果たしました。
日本勢としても初の快挙です。
呉清源杯世界女子囲碁選手権は中国、韓国、日本、北米、欧州などの代表24人のトーナメント戦で、主要な国際棋戦の一つです。
優勝賞金は50万人民元、日本円で約1000万円です。
上野愛咲美五段
「国際戦の経験を積むにつれ、やっぱり自分が打ちたいところに打ってのびのび楽しく打つことが一番で、しっかり睡眠をすることが一番自分には合っていると感じたので、呉清源杯にそれが生きたと思います」