戦時下のロシアで活動続ける「反戦」野党が幹部会合 正式な政党登録目指す

国際

 ウクライナ侵攻を続けるロシアでは政治弾圧が強まる一方、「反戦」を掲げる市民たちは活動を続けています。

 野党「ラススベート」は今年3月の大統領選挙への出馬を表明したものの、当局により立候補を阻止されたドゥンツォワ氏らが立ち上げた政党です。

 戦時下のロシアで「反戦」を掲げ、ロシア各地に支部を持つ「ラススベート」は正式な政党登録を目指していますが、法務省は先月25日、書類の不備を理由に申請を却下しました。

 厳しい弾圧により離れる支持者も少なくありませんが、「ラススベート」の幹部らは先月30日、改めて登録を目指して手続きを開始しました。

 今後、大規模な党大会も再び開催する予定です。

ドゥンツォワ党首
「支持者たちは(圧力を)むしろ良いと捉えています。強い意志を持った人たちが(党に)残っています」

参加者
「困難は私たちを怖がらせるのではなく、むしろ勢い付けます」