ロシアに派遣された北朝鮮兵士2000人が実戦部隊に配置されているとウクライナ国防省が明らかにしました。また、ロシアが発射した北朝鮮製のミサイルがおよそ60発に上るということです。
ウクライナ国防省の報道官はラジオ・フリーヨーロッパの番組で、ロシア・クルスク州に派遣されているおよそ1万1000人の北朝鮮兵士のうち、およそ2000人が戦闘部隊に所属していると明らかにしました。
2000人の北朝鮮兵士はクルスク州で戦闘に参加しているロシア軍の海兵旅団と空挺師団に派遣され、北朝鮮軍の将官3人がロシアにいる北朝鮮兵士の指揮を執っているとしています。
一方、侵攻後、ロシアがウクライナに対して発射した北朝鮮製ミサイルは、およそ60発に上ると語りました。
ミサイルの精度はそれほど高くなく古い技術が使われているが、ウクライナに深刻な危険をもたらしていると指摘しています。