“英霊の木”伐採 「たたられる」抗議も 東京・調布市

社会

 京王電鉄調布駅前に立つ1本のアオギリの木。柵に囲まれ添木がされています。

 日清戦争の後に植えられ、樹齢100年を超えるともいわれる木で、一部市民からは「英霊の木」と呼ばれていましたが、2日に調布市がこのアオギリの木を伐採しました。

 午前9時過ぎに伐採が始まると、反対するおよそ20人の市民らが「たたられますよ」と拡声器で訴えたということです。

 このアオギリの木は内部の空洞化が進んでいて、倒木の危険性があるため伐採されました。

 「残してほしい」という地元の意見も踏まえ、「英霊の木」の種から育てた苗木を調布駅周辺に移植する予定です。

(「グッド!モーニング」2024年12月3日放送分より)