北朝鮮で送電塔が倒壊 人が落下する様子も 先月に韓国側とつながる送電線を切断

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 韓国側は北朝鮮が韓国とつながる送電線の切断を続けて塔が倒れたほか、人が落下しているとみられる映像を公開しました。

 韓国国防省は北朝鮮が軍事境界線をはさみ、南北をつなぐ陸路「京義(キョンイ)線」で韓国側とつながる送電線の切断を続け、送電塔2塔が倒れる映像を公開しました。

 送電塔に登り、作業している人が落下しているとみられる映像も公開しています。

 北朝鮮軍は先月24日から送電線の切断作業を続けていて、韓国メディアによりますと、情報筋の話として「支える基盤の弱い送電塔が倒壊したとみられる」と分析しています。

 また、送電塔は韓国側の資産ですが、「南北分断の象徴として、今後、直接解体する可能性もある」と伝えています。