ヒズボラが停戦発効後初のロケット弾攻撃 イスラエルも連日空爆で戦火おさまらず

国際

 イスラム教シーア派組織「ヒズボラ」がイスラエルとの停戦発効後、初めてロケット弾で攻撃をしました。連日、空爆を続けるイスラエルへの警告だとしています。

 ヒズボラは2日、イスラエルの度重なる違反行為への警告だとして、国境周辺の軍事拠点に対してロケット弾2発を発射しました。

 ヒズボラの攻撃は停戦の発効後、初めてとなります。

 けが人はいませんでした。

 この攻撃に対してイスラエル軍は、レバノン南部にあるヒズボラのミサイル製造施設を攻撃したと明らかにしました。

 レバノンの保健省は2日、これらの攻撃で9人が死亡し、3人がけがをしたと発表しています。

 イスラエルとヒズボラの戦闘を巡っては先月27日に停戦が発効し、今後、レバノン南部から双方が撤退することになっていますが、戦火が収まっていない状況が続いています。