先月のアメリカ大統領選挙と同時に実施された下院議員選挙の結果がようやく出そろい、共和党による多数派の維持が確定しました。
アメリカの主要メディアは4日、下院議員選挙のうち最後まで結果が判明していなかったカリフォルニア州第13選挙区で民主党候補が勝利したと報じました。
僅差になったことに加え、カリフォルニア州では本人確認に時間がかかる郵便投票を投票日の7日後に届いた分まで受け付けたことで開票作業が長引いたと指摘されています。
下院の新たな議席数は、民主党が215なのに対して共和党は220となり、多数派を維持しました。
大統領職と上下両院の多数派を共和党が占める「トリプルレッド」となり、トランプ次期大統領が掲げる政策を進めやすい体制が整ったことになります。