ユネスコ(国連教育科学文化機関)は日本の「伝統的酒造り」を「無形文化遺産」に登録することを決めました。
南米のパラグアイで開催されているユネスコ政府間委員会で4日、日本酒や焼酎、泡盛など「伝統的酒造り」が「無形文化遺産」に登録されることが決定しました。
こうじ菌を用いる日本酒、焼酎、泡盛などの「伝統的酒造り」は、日本各地の気候・風土に応じて杜氏(とうじ)や蔵人が築いてきた手作業の技術で、祭礼行事など日本の文化とも密接に関わってきました。
「無形文化遺産」は伝統的な工芸技術などを保護する制度で、日本からは能楽や歌舞伎、和食などが登録されています。