トランプ警戒で様子見ムード 株価の「サンタクロースラリー」に影響か

経済

 6日続落となっている日経平均株価。20日も100円以上値を下げて、3万9000円台を回復することはできませんでした。

 今週、注目されているのが…。

三井住友DSアセットマネジメント 市川雅浩さん
「株式市場では、例年この時期に『サンタクロース・ラリー」という言葉がよく聞かれるようになります。“年末に向けて株価は上昇しやすい傾向がある”という、理論的には説明のつかない経験則」

 クリスマスを過ぎると売りが一巡し、買い戻しが入ることで株価が上昇しやすいという毎年恒例の現象は「サンタクロース・ラリー」と呼ばれています。

 しかし、今年は違った状況になりそうです。

市川氏
「その理由は、トランプ氏が来年1月20日に大統領に就任した直後、関税引き上げを実施するのではないかとの警戒が市場参加者の間で強い。今回は、新年のトランプ政策を見極めたいとの雰囲気が強く、日本株は様子見ムードのまま年越しとなる公算が大きい」

(「グッド!モーニング」2024年12月22日放送分より)